相場より安い!?と感じることもある

 販売中の不動産は必ずしも、相場を反映した価格とは限りません。不動産に定価はないので、売主の希望価格が大きく反映されていることも珍しくはありません。しかし、不動産に限らず、あまりにも相場とかけ離れた値付けでは、売れないことは明らかでしょう。

 目 次

安いと感じるときもあるが・・・

 任意売却物件を販売するとき、他の販売中の物件と比較すると安いのでは?という印象を受けることがあります。実際は、任意売却する不動産の値付けが低いのではなく、他の販売物件の価格が高く、原因として、売主の『いつまでに売りたい?』が大きく関わっていることがあります。

不動産の売却期間は状況で異なる

 不動産の売却に時間的制約があると販売開始時の価格も変わってきます。

1.期限を決めて売る 

2.時間を掛けて売る 

3.希望価格なら売る 

1.期限を決めて売る

 現金が必要になり、不動産を換金するまでの時間に制約がある、任意売却もこちらのケースに該当します。

2.時間を掛けて売る

 急いで売却する理由が無く、高めの価格設定から、徐々に価格を下げながら販売を続けていきます。

3.希望価格なら売る

 所有者の希望価格で買手がいれば売ることになります。相場とかけ離れていると、売却は難しいのですが、無理に手放す必要も無ければ構わないといった具合ですので同様、時間の制約はありません。

任意売却は適正価格

 住宅ローンが払えなくなり、任意売却となった場合、限られた時間の中で任意売却が成立しなければ、金融機関は競売で借金を回収することになります。

上記の2.時間を掛けて売る3.希望価格なら売る、のような余裕は全くありません。従って、できる限り、価格調整の必要のない値付けをする必要があります。

売却に多くの時間を費やすことができません、よって任意売却は適正価格での販売開始が求められます。また、一般の不動産売却時の査定のように依頼欲しさの、高めに価格査定をしても、お客様・金融機関双方にとってプラスに働くことはありません。

 詳しくは高額査定で金融機関は本当に喜べるのか?をご参照ください。

マンションを例にとると分かりやすい

 不動産で全く同じものは存在しませんが、同じマンション内であれば同程度の部屋は数多くあります。総戸数が多いマンションでは、常に販売中の部屋が数戸出ているケースもあり、その売却理由や時間的余裕は、所有者によって当然異なります。

しかし、残り時間の限られた任意売却では、販売中の物件より高い価格で売り出した場合、他の物件を差し置いて購入希望者が現れるかというと、それは難しいと想像できると思います。

つまり、同じマンション内で同程度の部屋が、いくつか売り出されている中で任意売却を進めるには、他の物件よりも販売価格が低くなければ、成約できる可能性も低くなってしまいます。

販売中の物件は売れ残りのケースも

 販売中の物件が必ずしも相場の価格で販売中とは限りません、また、長期間販売されていれば、買い手の付かない売れ残り物件でもあります。そこには所有者の希望もあり、高めの価格で販売されていることもあります。

従って、その高めの価格と比較して、任意売却物件の価格を決めても、いずれ価格調整も必要となり、時間を費やす余裕もありません。

それゆえに、自身の任意売却物件が販売中の物件と比較し、安いと感じても、相場より安い訳ではなく、適正な価格設定であると理解して頂けると思います。

安く売るの?間違いだらけの任意売却も合わせてどうぞ

滞納前の売却はひと工夫も可

 住宅ローンが苦しくても、あと少しであれば返済が継続できる方は、相場よりも高めの価格にて販売を開始する、2段階の売却方法も検討できます。

詳しくは滞納前にできることまでどうぞ

○ 『安く売るの?間違いだらけの任意売却

○ 『高額査定で金融機関は本当に喜べるのか?

○ 『残債の要因はマイホームの資産価値

○ 『一括査定で高額だと任意売却しなくて済むの?

○ 『残債はどれくらい?相談と価格査定は同時に!

○ 『任意売却を頼んだ業者に不信感があるときは?

○ 『安く買い叩けて得!?プロでも間違う任意売却の常識

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