任意売却後の生活は賃貸だと何が変わる?

 任意売却後の生活とは任意売却前と比較して、どのようなイメージでしょうか!?。まず、どれくらいの広さの部屋に住めるか?

床面積にすると今まで住んでいた持ち家より、引越し先の賃貸住宅の方が、家賃等も考慮すると狭くなってしまう方がほとんどです。中には例外的に50㎡のマンションから任意売却後に100㎡の一戸建賃貸住宅に住み替えた方もいらっしゃいます。

持ち家での生活から、賃貸に代わるということに多少抵抗があるかも知れませんが、毎年負担となっていた固定資産税の納付についても、もう気にする必要はありません。

また、持ち家に必ず付いて回る修理費の問題についても悩むことは無くなります。一戸建なら雨漏りすれば屋根の修理も自己負担だったのが、賃貸になれば大家の負担で直します(火災保険で賄える場合もあります)。長く住むと建物や住宅設備の色々な箇所に修理が必要になってきます。

賃貸になると修理費用について借り手が気にする必要はなくなり、給湯器の故障やトイレの水漏れ等、部屋を借りる時に設備として備え付けている物が故障すれば大家の負担で修理することになります。

ひとたび家の修理ともなれば、軽く数万円単位で掛かることを考えれば随分と負担が軽くなったと思います。

任意売却で自宅を手放し、望んで賃貸住宅に入居した訳でなくても住み慣れてしまうと、案外と居心地が良くなってしまうものです。

何が大きく変わったのか!?

 毎月、収入のある方が前提ですが今まで住宅ローンを払っていた場合、収入減、又は支出増によって家計が苦しくなると、住宅ローンの返済額を減らすという選択肢は、ほぼ皆無でした(一時的であればリスケジュールで対応できる方もいます)。

賃貸の場合、家賃は毎月掛かりますが、住宅ローンの返済のように生活が苦しくなっても容易に住み替えが出来ない状況とは異なります。

現在の家賃が高いと感じてくれば、最初の出費は必要ですが家賃の安い部屋への引越しも検討できます。つまり、住宅ローンの返済額を減らすのはハードルが高いのですが、それに比べれば家賃を減らすのは難しいことではないでしょう。

今までは何が何でも住宅ローンの返済で、税金の納付よりも優先してきた方も多いでしょう。気付かぬまま、住宅ローンのために生活も犠牲にしていたのです、それが自分の意志で家賃を含め、支出をコントロールすることも可能になります。この部分が同じ住むための支出として考えると住宅ローンの返済と家賃の支払いで大きく違う点です。

住宅ローンの返済 = 減額が難しい

家賃の支払い   = 減額が比較的容易

支出のコントロールは心の余裕を生む

 日々の生活では、その他に冠婚葬祭のような出費も必要になり、その予測も難しいものです。前述のような、住宅ローンを払いながら自宅の修理費等、突然の高額出費に備える余裕が無ければ、常に考えることはお金のことになります。

持ち家を手放し、賃貸に住み替えると収入に不釣り合いとなった住宅ローンの返済に怯えることも無くなり、心にも余裕が持てることで精神的にも楽なように見て取れます。

住宅ローンが払えない等、不安な状態を続けるより、負担となった自宅を手放すことは、落ち着いた生活を取り戻す第一歩となります。

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