遠方の不動産でも任意売却はできるの?

 以前、『近いから安心という理由で任意売却業者を決めるのが危険な訳』という記事を書きました。

それに伴い、任意売却を頼める業者が近くに無いから迷っている方に向けて書きます。

当事務所は神奈川県横浜市にありますが、日本全国から住宅ローンや他の不動産担保ローンの返済に関する相談が多く寄せられます。

現時点で遠方からの売却依頼は、佐賀県、福岡県、広島県、福島県です。

所有者(相談者)とは直接お会いし、遠方であることを承知でご依頼を頂いております。

このサイトを見て、電話やメール、あるいはLINEから直接会わなくても相談できるので、相談者にとっては相談先が遠方でも構わないのです。

むしろ相談先が近いから、住宅ローンの返済等、問題が解決するような話でもありません。

相談先の遠い・近いは無関係

遠方の不動産をどうやって売却するのか?

 相談に始まり、売却のご依頼を頂くと、不動産業者専用のネットワーク(以下、レインズ)に売却物件の情報を登録します。

そうすると全国の不動産業者へ、売却物件の情報が公開され、条件に合致する買手を他の不動産業者と共に協力し、成約まで目指します。

簡単に言うとレインズに登録した後は、ライバルでもある他の不動産業者と当事務所が手を携え、売手と買手を結びつけます。

それに対して、レインズ未登録の売却物件は未公開物件と呼ばれ、売却依頼を受けた不動産業者1社のみが情報を独占します。

他の不動産業者の知らぬところで、取引を成立させようと目論んでいるためです。

ちょっと考えてみて下さい。

A 1社のみが独占して販売する場合

B 多数の不動産業者が関わり販売する場合

 AとBどちらが早く成約する可能性が高いか?

どう考えても、多くの不動産業者が販売に関わるので、Bが有利なのは容易に想像できると思います。

多くの不動産業者が手持ち客への紹介や広告が可能となり、幅広く集客できます。

その結果、幸運にも2組の購入希望者が現れたら?

諸々の条件はありますが、買値が高い方を選ぶのは言うまでも無いでしょう。

レインズ登録は絶対必須

レインズに登録しないのは何で?

 売却依頼する不動産業者を1社に限定する場合、そもそもレインズに登録する義務があります。

それでもレインズ登録をしない業者、又はレインズ登録しても形だけで、他の不動産業者に紹介しない事例は実際によくあります。

これは囲い込み営業と呼ばれ、非常に問題となっております。

気になる方は『不動産 囲い込み』等をキーワードにインターネットで検索して下さい。

話しはそれましたが、レインズに登録しない理由は、仲介手数料を受取る仕組みが分かれば、説明が付きます。

任意売却は通常の不動産売買と同じで、買手が現れ売買契約が成立、取引が終了すると売手と買手の双方から、仲介手数料という名の報酬が支払われます。

仲介手数料の支払先(レインズ登録有)

売手 → 売却依頼をした不動産業者へ

買手 → 物件を紹介した不動産業者へ

 レインズに登録後、その情報を元に不動産売買が成立すると、売手側と買手側の2社の不動産業者が携わり、売手は売却依頼をした不動産業者へ、買手は物件を紹介した不動産業者へ、それぞれ仲介手数料を支払います。

それでは、レインズ登録も無く、取引が終了すると仲介手数料の支払い先は、売手は売却依頼をした不動産業者、買手は物件を紹介した不動産業者となりますが、この不動産業者は同一なので、どうなるでしょうか!?

答えは簡単で、この不動産業者は、売手・買手の双方から仲介手数料を受取ります。

従いまして、1つの取引で双方から仲介手数料をもらえるので、非常に効率よく稼げることになります。

レインズ登録しないのは、儲けるためであり、依頼者にとっては不利益を被ります。

レインズ未登録は依頼者に不利益

レインズ登録しない業者への依頼は危険

 売手と買手の双方から仲介手数料を受取ることは何も問題ではありません。

手持ち客への紹介や売却依頼と同時に広告等で集客した結果、すぐに取引が成立することもあります。

その一方で、双方から仲介手数料を得るため、条件に合う客が居ないにもかかわらず、自社だけで売却情報を独占したままになると・・・

他の不動産業者はピッタリ条件が合致する買手がいても取引できないため、売手は売買の機会を時間と共に失ってしまいます。

時間的に余裕のない、任意売却ではどうでしょうか・・・ その先は競売です。

レインズに登録しない、又はレインズに登録しても他の業者へ紹介不可等、不誠実な不動産業者も残念ながら存在するのも事実です。

元々、不動産取引は不動産業者同士がライバルでもありながら、協力して取引を成立させる仕組みになっています。

あえて、そうしないのは顧客本位では無く、自社の利益を優先している証です。

貴重な時間を失う可能性大!

不動産業者が遠方でも障害にはならない

 レインズの仕組みを利用すれば、遠方の不動産業者でも取引を成立させることが可能です。

任意売却では通常の不動産売買にプラスして、債権者との交渉も付随して行わなければならず、表面上は見えない骨の折れる業務もあります。

そのため、任意売却を早期に成立させるには、他の不動産業者の協力が不可欠となり、情報提供は必須となります。

当事務所では少しでも時間も大切にしているため、要請があれば物件資料を即座にダウンロードできるよう準備しております。

迅速な対応は、協力して取引をする不動産業者は買手のローンの審査書類が一瞬で整う等、任意売却で重要な時間をムダにせず、早期に契約が実現するよう取り組んでいます。

レインズを利用し速やかに取引を成立させる

遠方の業者に依頼する際の注意点

 実際に遠方の業者に相談し、任意売却を依頼する場合、仲介手数料以外に必要となる費用があるか、必ず事前に確認して下さい。

  1. 出張費の有無
  2. 広告費の有無
  3. 任意売却が成立しないで競売となった際の費用の有無
  4. 売却依頼を途中で断る際の費用の有無
  5. その他、特別な費用の有無

※ 当事務所では上記1~5の費用は必要ありません。

 そして、肝心なレインズ登録(他業者への紹介も含む)をきちんと済ませるかも忘れずに確認して下さい。

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