小田嶋 譲のプロフィール

 お金と不動産の専門家 1970年、新潟県の離島、佐渡島(現在の佐渡市)で生まれる。小4(9才)で横浜市に引っ越してから、現在も横浜市在住。大学卒業後、地元の住宅販売がメインの不動産会社に勤務、その後、不良債権を譲り受け、回収する金融機関へ転職。

まだ、サービサーが誕生する前で、時は山一證券や北海道拓殖銀行の破綻等、バブル崩壊の影響で日本経済がドン底だった頃、膨大な数の不良債権を債権譲渡を受け、自社の債権(借金)として回収するため、債務者との交渉や自らが担当し訴訟や司法和解等に携わる。
また、行方不明者の債権保全や給与の差押え等、各地の裁判所にも出向き、債権回収に関わる様々な経験を積む。
その後、知人の誘いがきっかけで、任意売却を手掛ける不動産業者に身を置くこととなり、現在は独立。

『買うときも、また頼むね!』もう20年ほど前になりますが、この言葉が忘れられません。
自己破産したお客様が『自宅の競売だけは何とか回避できないか・・・』との依頼を受けたことでした。
通常、自己破産者の不動産は破産管財人(弁護士)が売主となって売却されますが、 このケースは破産管財人が不動産の売却自体を放棄していました。
つまり、売却が非常に難しい不動産だったのです。
銀行にノンバンクと債権者も2社あり、抵当権の解除にも困難が予想されました。
最低売却価格(現在は売却基準価額)が決定され競売が進行していく中、粘り強い交渉の末、債権者も同意し無事に売却を終えました。
そして、このお客様が取引の最終日に『自分は無理だけど娘がローンを組んでくれるから、買うときも、また頼むね!』と言ってくれました。
⼀度きりの取引が多い中で再度、依頼の約束をしてくれたことに驚きました。
任意売却を新たなスタートに前へ進もうとしているのです。
このお客様のように不動産に関わる返済の悩みに向き合い前進するための、わずかなお手伝いが出来ればと思い、日々お客様と接してきました。

それから2年後に本当に連絡がきたのです。
残念ながら、お嬢様には健康上の問題があり、住宅ローンの保証会社から承認が下りず購入には至りませんでした。
それでも、もう⼀度頼みたいと思われるような、そんな会社を目指しております。

日本FP協会認定AFPロゴ AFP(日本FP協会認定
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
宅地建物取引士
公認 不動産コンサルティングマスター ロゴ 公認 不動産コンサルティングマスター
(公益財団法人 不動産流通推進センター認定)

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