MENU

リースバックの相談はどっちの業者にする!?

 任意売却に踏み込むか悩むとき、リースバックという住み続ける任意売却があると知れば、救われた気持ちにもなります。

子どもの転校やご近所に対しても、引越し理由を明かす必要もなくなり、任意売却に対する抵抗感も幾分減ります。

リースバックが本当に実現できれば、住宅ローンが払えなくなる悩みや、引っ越しに対する不安も解決されますので、希望者は大勢いらっしゃいます。

しかしながら「リースバックが簡単に成立しそうに見えるサイト」、反対に条件が厳しく「リースバックは現実的でないとするサイト」両極端なサイトを見た方も多いともいます。

悩んでいる方からしてみれば『どっちが本当なの!?』といった感じです。

では、実際にリースバックを検討する際は、どちらの業者へ相談すればいいのでしょうか!?

多くの悩める相談者と接してきた、FP&不動産コンサルの有資格者が「リースバックは簡単に成立するのか?・難しいのか?

任意売却を検討した際のリースバックの現実について、詳しく解説します。

目次

任意売却とリースバックの組合せは困難

 リースバックの相談をするならば、「リースバックは現実的でないとするサイト」や「リースバックは難しい」とアピールしている業者が良心的と筆者は感じています。

理由としては、任意売却とリースバックを合わせて検討したい方が最初に確認するべきことは、自宅などの不動産を任意売却した場合、住宅ローンなどの不動産担保ローンが完済できるか?

まずは、この一点です。

完済できるならばリースバックの可能性が残されていますが、明らかに完済は不可能と思われるならばリースバックもほぼ不可能と理解してください。

任意売却後の残債

  • 残債なし:リースバックの可能性あり
  • 残債あり:リースバックほぼ不可能

住宅ローンを滞納しているけれど任意売却して完済できるならば、リースバックの可能性は残されていますが・・・

実際にローンが完済できてもリースバックを成立させるのは、かなりの困難を極めることになります。

厳しい表現かもしれませんが、それくらい住宅ローンの返済に窮した方のリースバックはハードルが高いのが現実です。

これだけでは、単にリースバックを否定しているように見えてしまいます。

少し混乱してしまうと思うので「リースバックは現実的でないとするサイト」と「リースバックが簡単にできそうなサイト」の違いを説明していきます。

あわせて読みたい
任意売却とリースバックは可能?住み続けたい人が知るべき現実  当事務所にも『リースバックの希望者を探しています!』という営業電話が掛かってくることがあります。 業務にも関係するため、こちらから気になる点を質問してみると...

リースバックは現実的でないとするサイトの場合

 リースバックが現実的でなければ、それなりの説明もサイト内で確認できます。

そして、リースバックでクリアしなければならない条件も、同時にサイト内で分かります。

現実を見た場合、任意売却が必要とされる方の多くは、住宅ローンが払えない個人の方、不動産担保ローンが払えない自営業者や零細企業の方々です。

しかも、不動産を売却しても借金は完済できず、残債の対処も考えなければならない方々になります。

このような状況で、本当にリースバックが可能なのかを相談すると、ほぼ難しいと答えます。

そこには、返済に苦しむ方々に淡い期待を持たせず、今後に必要な対処を示さなければ、確実に競売へと進行してしまうからです

現実を直視させ何をすべきかが理解できます。

リースバックが難しい理由が明快

リースバックが簡単にできそうなサイトの場合

 一見するとリースバックが簡単に成立するような感じに見えます。

また、リースバックに協力する多数の投資家をアピールしている場合もあります。

それ以上のことは、サイトからは確認できないため実際に相談するしかありません。

そのまま相談すると多くのケースでリースバックが実は難しいとは告げられません

一旦は、投資家等に紹介するとして時間を置きます。

相談当初からリースバックは無理と分かっていても、すぐに相談者へ難しいと伝えてしまうと、そこで相談者とは縁が切れてしまいます。

従って、少し時間を掛けて投資家探しに奔走していたかのように装い、結局は無理なので普通に任意売却するしかないと説明されるようです。

リースバックに期待して、真剣に相談された方にとっては、たまったものではありません。

任意売却で貴重な時間を大幅にロスしてしまいます。

あわせて読みたい
リースバックは何年住めるの?10年以上の長期も可能!?  住宅ローンが払えなくなり、悩んでいるとリースバックという方法で、任意売却後も「住み続けられる」ことを知り、安心してる方も多いと思います。 自宅が人手に渡って...

リースバックに協力する多くの投資家が存在する(らしい)

リースバックに投資家は協力してくれるの!?

 リースバックに投資家は欠かせません。

本当に投資家はリースバックに協力してくれるのでしょうか?

実際は協力ではなく投資対象となれば不動産を購入してくれます。

では、投資対象とみなされない場合は不動産の購入を見合わせます

結局は投資に対するリターンを計算し判断しているに過ぎません。

それ故にリースバックに協力してくれる投資家と表現するのは少々違う気がしてなりません。

あわせて読みたい
安易なリースバックに注意!投資家が購入する理由  住宅ローンが払えなくなり、そのまま住み続ける方法はないのか!? パソコンで検索すると『リースバック』という言葉をよく見かけると思います。 リースバックで引越...

何故、リースバックができる・できない両極端なのか?

 「リースバックが簡単にできそうなサイト」・「リースバックは現実的でないとするサイト」どちらも内容的におかしい訳ではありません。

リースバックが現実的でないとしても、厳しい条件をクリアできれば実現可能です。

ただ、該当者は限りなく少数になります。

それでも任意売却でリースバックが話題になるのは、希望者が後を絶たないからです。

リースバックができれば、任意売却に迷っている方々にとって救いの手であることは間違いありません。

住宅ローンが払えず悩んでいる方をサイトで集客するには最高のキャッチフレーズです

従って、リースバックが簡単そうなサイトは、まずはインターネット上で効率良く集客することに重点を置き、耳の痛い話より都合の良い部分をクローズアップさせています。

また、リースバックが現実的でないとするサイトは、ただ単純に条件が厳しいから現実的でないとしているのです。

ストレートな表現でムダに期待させることもありません。

住宅ローンが払えないときのリースバックは超魅力的

親族間売買も似たり寄ったり

 リースバックと同様のケースで、親族間売買も任意売却のサイトには、よく登場するキーワードです。

こちらに関しても、親族の購入価格と資金調達が障害となり実現するのは、かなり難しいと言えるでしょう。

リースバックや親族間売買を希望する方は、都合の良い部分だけに目を向けず、デメリットや条件等も含めて相談するように心がけて下さい。

都合が良いほど怪しいとみるべき

あわせて読みたい
親子間売買で老後破綻を回避【実録】実家を残した相談先の分岐点 「親の家を残したい」という、相談が増えています。 背景にあるのは、高齢になっても住宅ローンのために働き続けなければならない、切実な「老後破綻」の現実です。 今...

リースバック不成立も覚悟して相談に望む

 住宅ローンが払えない方にとってリースバックは本当に魅力的です。

諦めきれない気持ちも理解できます。

実際にリースバックが「成立する・成立しない」も単純にローンが完済できる・できないだけで判断する訳ではなく、あくまでも目安ではあります。

どうしてもリースバック希望なら複数の業者へ相談

相談することで、ご自身の状況からリースバックが可能なのか否かの感触を得ることができます。

リースバックについて、色々質問し知識が深まったからこそ見えてくる結果です。

そのうえでリースバックが成立しそうになければ、任意売却で引越しも含めて手放すのか、それとも時間が許す限りリースバックの可能性を探るのかはご自身の選択次第です。

ただ一つ言えることは、住宅ローンが払えない状況は自宅の競売も差し迫っていることを意味し、仮にリースバックが成立しても住めるのは一時的でしかありません。

それならば、リースバックにこだわるよりも現在の自宅には見切りをつけ、競売回避を優先させるのが精神的にも落着けるのではないでしょうか。

複数の業者へ相談すればリースバックの現実が見えてくる

あわせて読みたい
リースバック「できる・できない」違いは何?簡単な計算で即判明!  リースバックの希望者は以前よりも増して非常に多く、その反面リースバックの希望を叶える方が極少数なのは、相変わらずといった感じです。 リースバックについて詳し...

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よろしければシェアして下さい
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

小田嶋譲のアバター 小田嶋譲 代表取締役

 有限会社 O&Trade代表 大学卒業後、不動産会社と譲渡債権回収の金融機関での勤務経験を経て独立。
競売間近の自営業者の不動産担保ローンや不動産投資の失敗による相談、そして、住宅ローンの滞納や住宅ローンによる老後破綻など、『お金と不動産の専門家』として難易度の高い任意売却に精通し、「不動産に関わるお金の悩みの解決」に取組んでいます。
「ADR」と呼ばれる法務大臣認証の裁判外紛争解決機関(一社)日本不動産仲裁機構の調停人としても登録しています。

詳しいプロフィールは、下(左)のリンクボタンからどうぞ。

目次