任意売却歴15年の知見がつまった

コラム
「任意売却大全」

任意売却業者も信頼できない相談者はお断り

 任意売却を他業者へ依頼中の方からも、意外と相談がきます。

相談者にすれば現在、任意売却中なので色々と心配なこともあります。

相談者からの一方的な話なので、一概には判断できませんが、中には任意売却業者の対応が酷いと感じたりもしますが、ごく稀です。

それでも任意売却中に他業者へ、わざわざ相談してくるのは、それなりに理由がある訳です。

しかし、大抵の相談者が依頼業者に対して、疑問や不安になっていることを直接訊ねず、インターネット上の情報と何か違うというだけで、疑心暗鬼になり相談してくるようです。

任意売却の依頼者は常に不安を抱えている

 依頼者が不安になる要因の一つに、任意売却を依頼した業者からの連絡が少なかいことがあります。

また、任意売却に時間が掛かっている場合、不安に陥ってしまうなども挙げられます。

それでも、実際は依頼した業者が少し説明が足りなかったり、あとちょっと連絡の頻度を上げれば依頼者も納得できる程度のことがほとんどです。

この様な状況の相談は、安心して頂けるのであれば一向に構いませんが、一癖も二癖もあるような相談者もいらっしゃいます。

依頼業者の苦情から始まる相談

 相談者が依頼業者に不信感を抱いている場合、きちんと状況を説明してから、こちらの意見を聞くといった流れが自然とできます。

多くの方が任意売却が初めてであり、どの様にして進んでいくのかも分からず、これが普通なのか、おかしいのかも判断できないからです。

ところが、最初から依頼中である『業者が悪い!』『おかしい!』を主張し続ける相談者も中にはいます。

半信半疑ながら一通り話を伺い、そこまで不信感があるならば、現在の業者は断り変更するのか!?

一応、尋ねると『ハイ こちら(当事務所)へ依頼します!』となります。

当然ながら、相談から依頼となれば、こちらからも任意売却の準備のため、色々と質問も多くなります。

重要な事実は伏せて相談

 電話相談であれば、お会いする日程の調整も必要で、当日に準備して頂きたい書類等も案内いたします。

任意売却を迅速に進めるため、依頼者には金銭的な負担を掛けないように協力はしてもらいます。

その際、『今までの業者はこの様な指示は無かった!』などと言いだし、こちらの対応に不満を表します。

一番驚いたケースは不動産の権利証(電子化後は登記識別情報)を用意してもらいたかったのですが、妙に不審がる始末。

任意売却は不動産の売買のため、必要なるので事前に確認するのは当然のことです。

釈然としないまま、その後も話を聞いていくと、あえて隠していることもボロボロ出てきて『実は依頼業者を変更するのは3度目です・・・』ということもありました。

希望が叶わない不満の表れ

 任意売却は不動産の所有者の意向もありますが、金融機関等の債権者との交渉が必然です。

依頼者が望んでも思うようにならないこともあります。

そのため、現実を受け入れることができずに、要望を成し遂げられない任意売却業者に不信感を持ってしまうのだと思います。

競売の時期とも関わるため、早く売りたいのに債権者が値下げを認めない


想像していたよりも安くなる


引越し費用がもらえない

 様々な要因が考えられます。

また、連帯保証人に迷惑を掛けないで、任意売却を進めて欲しい・・・など、そもそも無理な要求もあります。

任意売却業者として、希望を叶えてあげたいのは事実です。

しかし、叶わない限り信用されなければ、任意売却業者も何か重大な事実を隠していないか!?

この相談者の依頼を受けて大丈夫か!?

判断に迷う部分も出てきてしまいます。

信用できない依頼者の任意売却は困難

 任意売却は依頼者と任意売却業者との2者でまとまる話ではありません。

必ずや買手も必要で、対象不動産が戸建やマンションであれば、買手の住宅ローン担当者や司法書士の手配、その他、買手を探した不動産業者もいたりもします。

税金の滞納もあれば、もっと多くの人が関わることも珍しくありません。

多くの人が携わり、ようやく任意売却が成立します。

何か重要な事実を隠し、そのことが原因で任意売却が失敗すれば、大勢が迷惑します。

任意売却業者はトラブルを未然に防ぎ、安心して任意売却の取引を終えられるよう心掛けて対応しています。

従いまして、信用できない依頼者の任意売却はお断りせざるを得ないのが実情です。

任意売却を依頼する場合、任意売却業者はあなたの味方ですから、不都合があっても伝えてしまえば、不思議と落ち着けるものです。

是非とも信用して気を楽にしてから、任意売却に取組んで下さい。

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