任意売却歴15年の知見がつまった

コラム
「任意売却大全」

催告書の内容は必ず確認して意味を理解する

 住宅ローンが払えなくなると、金融機関から書類が届くようになります。

当然、中身は返済を促すものなので、しっかりと確認せず、そのままにしている方もいます。

催告書は重要な書類の一つ

 任意売却を早期に決断し、代位弁済されるのを待っている方もいらっしゃるのですが、金融機関からの重要な書面もありますので、内容をきちんと理解する必要があります。

最初に届くことは無くても、やがてくる重要な書面の一つに『催告書』があり、金融機関によって取り扱いは異なります。

内容証明郵便で送られることもあり、以下は某金融機関の催告書です。

その中には大きく分けて、2つの事柄が記載されています。

催告書

 ポイントはある期日をもって今後の対応を通知しています。

○ 青い線は決定事項

○ 赤い線は未定事項

催告書の決定事項

 期日を指定し、それ以降は『期限の利益を喪失と、それに伴い団体信用生命保険は失効します』、という内容です。

期限の利益の喪失は、分割ではなく一括で返済して下さいということ。

そして借り手が返済中に亡くなると、住宅ローンの残りは団体信用生命保険で返済できるのですが、民間金融機関の場合、その保険料は金融機関の負担で加入しているので、期限の利益の喪失後は、その保険も失効しますと伝えています。

期限の利益の喪失について

催告書の未定事項

 期限の利益の喪失により、『担保物件の競売』や『債権を他社へ譲渡する』という内容を伝えているのですが、赤の下線部分をよく見ると場合があるとなっております。

従って、その方針はまだ決まっていないので、競売や譲渡の文字を見て、もう手遅れだと勘違いしたり、焦らないようにしましょう。

内容を確認して次の行動に移れる

 催告書の上記の例は、期限の利益の喪失する日を通知し、その他に関しては決まっていないことになります。

保証会社を利用していると期限の利益の喪失後は、金融機関へは保証会社が代位弁済します。

任意売却を希望する場合、代位弁済後でなければ任意売却はできないので、保証会社から『代位弁済の通知』等の書類が来るまで待つことなります。

代位弁済について

催告書の注意点

 催告書は、今後の金融機関の対処方法が示されているケースが多いので、既に任意売却業者に頼んでいるから安心と、よく確認せず放置しないように注意して下さい。

多くの金融機関では次の対応に移る前の、最後通知の意味もあるので、ただの請求書ではなく、重要な内容が記載されています。

任意売却で競売回避を希望する場合、催告書が届いたら、落ち着いてしっかり内容を確認し、早めに相談することをお勧めします。

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